- テキスト内の ASCII文字を、別のASCII文字に置換できますか?
- Convert XLS では「ファイルに対する特殊処理」を利用して別の ASCII文字に置換できます。
以下では、ログファイル内の ASCII文字の CR を LF に置換する方法をご案内します。
ページ下部では、CLI での操作方法もご紹介しています。
※UTF-8 または ANSI エンコードが対象 (UTF-16 はサポートしていません。)
【GUI での操作手順】
- Convert XLS を起動して をクリックした後、「実行するアクションの選択」で「ファイルに対する特殊処理」を選択します。
- 特殊処理のリストから 「(*.CSV,*.TXT) 文字置換 – 囲み文字内は無視」を選択します。
- 入力ファイルの [ファイル] ボタンをクリックしてファイルを指定します。
- 出力ファイルの [ファイル] ボタンをクリックして出力するフォルダに移動後、ファイル名を入力して [開く] をクリックします。
フィールドへの直接入力も可能です。(入力と同じファイルパスの場合は上書きされます。)
- 検索文字と置換文字を指定します。
- をクリックして処理を開始します。
※フォルダ単位での一括処理や、 を使用した複数ファイルの連続処理も可能です。
【CLI のコマンド例】
ConvertXLS.EXE /F30 /S”C:\Srtlogs\Default Server\titan-demo3.txt” /T”C:\Srtlogs\Default Server\titan-demo3.log” /P75 /1 10 /2 13
上記コマンドのスイッチの内容は以下の通りです。
- /F30:ファイル形式の指定 (形式を問わず 30 が固定値)
- /S:入力ファイルを指定 (引用符を推奨)
- /T:出力ファイルを指定 (引用符を推奨)
- /P75:特殊処理「(*.CSV,*.TXT) 文字置換 – 囲み文字内は無視」の指定
- /1 #:検索対象文字を指定 (#には ASCII コードを 10 進数値で指定 10 は LF)
- /2 #:置換文字を指定 (#には ASCII コードを 10進数で指定 13 は CR)
- ConvertXLS.EXE からの記述での開始には環境変数の設定が必要です。
環境変数が未設定の場合は、ファイルパスの指定が必要です。 - ASCII コードの値 (10進数) が分からない場合、ASCIIコード表というキーワードで検索いただくか、GUI の操作手順5 の操作画面で番号を確認いただけます。