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ハイパーリンクを含む文書を比較する

ハイパーリンクも含めて比較できますか?
はい、Diff Doc ではハイパーリンクも含めて文書比較と差異検出が可能です。


ハイパーリンクの比較

PDF ファイルの比較の場合は、ハイパーリンクを抽出するオプションがございます。以下に操作手順をご案内します。

ハイパーリンクを含む文書の比較

【GUI での操作手順】

  1. メニューバーの [ファイル][ファイルの比較] をクリックで選択するか、[Ctrl]+[F] キーを押します。
    ハイパーリンクの比較
  2. 比較する2つのファイルを選択します。
    まず、1つ目の PDF ファイルを選択する為、[オリジナル] ボタンをクリックします。
    ハイパーリンクの比較
  3. PDF ファイルをクリックで選択し [開く] をクリックします。
    ハイパーリンクの比較
  4. 次に 2つ目の PDF ファイルを選択する為、[修正] ボタンをクリックします。
    ハイパーリンクの比較
  5. PDF ファイルをクリックで選択し [開く] をクリックします。
    ハイパーリンクの比較
  6. [比較オプション] タブをクリックします。
    ハイパーリンクの比較
  7. [全般比較オプション] 欄にある [文字単位で比較する] オプションのチェックを外し、[ファイルタイプ別詳細設定]欄にある [PDF] ボタンをクリックします。
    ハイパーリンクの比較
  8. [PDF比較オプション] ウィンドウで、[スペースとタブを使用してレイアウトを保持する] オプションと [ヘッダを検出する] オプションにチェックを入れます。
    [ハイパーリンクの抽出] オプションにチェックを入れて [適用] ボタンをクリックします。
  9. [ファイルの比較] タブをクリックします。
    ハイパーリンクの比較
  10. 比較開始ボタンハイパーリンクの比較をクリックして比較を開始します。
    ハイパーリンクの比較
  11. 下図のように、ハイパーリンクの内容も比較され、URL の相違点が検出されました。
    ハイパーリンクの比較

PDF生成ツールにより適切な設定値は異なります。
上記の操作手順で期待した結果が得られない場合は、手順8 の「変換方法」で「テキストを含む OCR処理されたイメージのPDFファイルを実行」にチェックを入れてお試しください。
DiffDoc変換方法オプション

CLI でハイパーリンクを含む文書を比較

【CLI – コマンド例1】

DiffDoc.exe /M"C:\Original\SAMPLE1.pdf" /S"C:\Modification\SAMPLE12.pdf" /R1 /T "C:\Task\Comparison\Report\Report.html" /F1 /AA1 /AA5 /AA6 /AA28 /V /O /K /X

上記は変換方法に「スペースとタブを使用してレイアウトを保持する」を使用した場合の一例です。
「ヘッダを検出する」と「ハイパーリンクの抽出」を有効にしています。

コマンドのスイッチの内容は以下の通りです。

  • /M:オリジナルファイルをフルパスで指定 ※1
  • /S:修正ファイルをフルパスで指定 ※1
  • /R1:レポートのファイルフォーマットに HTML を指定
       (R1:HTML/R2:Text/R3:CSV/R4:MS Word)
  • /F1:レポートの一括表示を指定※2 (F1:一括表示/F2:2列表示)
  • /AA1:「シングルカラムレイアウト」をドキュメントレイアウトに指定
  • /AA5:「スペースとタブを使用してレイアウトを保持する」を変換方法に指定
  • /AA6:変換方法の「ヘッダを検出する」を使用
  • /AA28:テキストの「ハイパーリンクの抽出」を使用
  • /V:冗長モード (メッセージボックスに比較ステータスを表示)
  • /O:比較完了時にレポートを開くよう指示 ※3
  • /K:相違点が見つからなかった場合、レポートを生成しないように指定
  • /X:比較作業完了時にアプリケーションを終了

OCR処理されたドキュメントを比較する場合は、変換方法を「テキストを含むOCR処理されたイメージのPDFファイルを実行」に変えて実行してください。

【CLI – コマンド例2】

DiffDoc.exe /M"C:\Original\SAMPLE1.pdf" /S"C:\Modification\SAMPLE12.pdf" /R1 /T "C:\Task\Comparison\Report\Report.html" /F1 /AA1 /AA9 /V /O /K /X

上記コマンドのスイッチの内容は以下の通りです。

  • /M:オリジナルファイルをフルパスで指定 ※1
  • /S:修正ファイルをフルパスで指定 ※1
  • /R1:レポートのファイルフォーマットに HTML を指定
       (R1:HTML/R2:Text/R3:CSV/R4:MS Word)
  • /F1:レポートの一括表示を指定※2 (F1:一括表示/F2:2列表示)
  • /AA1:「シングルカラムレイアウト」をドキュメントレイアウトに指定
  • /AA9:「テキストを含むOCR処理されたイメージのPDFファイルを実行」を変換方法に指定
  • /V:冗長モード (メッセージボックスに比較ステータスを表示)
  • /O:比較完了時にレポートを開くよう指示 ※3
  • /K:相違点が見つからなかった場合、レポートを生成しないように指定
  • /X:比較作業完了時にアプリケーションを終了
  1. ファイルパスは引用符の使用を推奨
  2. レポートの2列表示は HTML フォーマットのみ対応
  3. レポートタイプに応じて既定のアプリケーションが起動