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PowerPoint ファイルを比較する

Microsoft PowerPoint で作成した文書を比較できますか?
PowerPoint ファイル内の本文はもちろん、ノートも比較できます。
スライドとシェイプ番号を比較内容に含めることで、比較結果をより分かりやすく表示できます。

本ページでは、GUIでの操作手順とCLIのコマンドサンプルをご案内します。

【GUI での操作手順】

  1. Diff Doc を起動して [比較オプション] タブをクリックします。
    比較オプション-全般
  2. [全般] タブを開いて「全般比較オプション」「フォーマットを削除」にチェックを入れます。
    その他の項目は必要に応じてにチェックを入れます。
  3. [PowerPoint] ボタンをクリックして比較オプションで「スライドとシェイプ番号」にチェックを入れて [適用] をクリックします。
    ノートを比較する場合は、「ノートを含む」にもチェックを入れます。
    PowerPoint比較オプション
  4. オリジナルボタン をクリックして、比較元のファイルを選択します。
  5. 修正ボタン をクリックして、比較対象のファイルを選択します。
  6. 開始ボタン をクリックして、文書比較を実行します。

PowerPointの比較

【CLI – コマンド例】

DiffDoc.exe /M"C:\Task\Original\授業プラン2023.pptx" /S"C:\Task\Modification\授業プラン2024.pptx" /R1 /T "C:\Task\Report\Result.html" /F1 /CLEARHISTORY /7 "比較結果" /V /O /K /X

ここでは、授業プラン2023.pptx と授業プラン2024.pptx を比較して、HTML レポートを比較結果というタイトルで出力しています。

上記コマンドのスイッチの内容は以下の通りです。

  • /M:オリジナルファイル (比較元ファイル)をフルパスで指定 (引用符の使用を推奨)
  • /S:修正ファイルをフルパスで指定 (引用符の使用を推奨)
  • /R#:レポートのファイルフォーマットを指定
       (R1:HTML/R2:Text/R3:CSV/R4:MS Word)
  • /F#:レポートの表示形式を指定※1 (F1:一括表示/F2:2列表示)
  • /V:冗長モード (メッセージボックスに比較ステータスを表示)
  • /O:比較完了時にレポートを開くよう指示 ※2
  • /K:相違点が見つからなかった場合、レポートを生成しないように指定
  • /X:比較作業完了時にアプリケーションを終了
  1. レポートの2列表示は HTML フォーマットのみ対応
  2. レポートタイプに応じて既定のアプリケーションが起動