- バッチファイルでの運用を考えています。
比較結果をエラーコードで受け取ることはできますか? - 差異が検出された場合にエラーコードを出力することは可能です。
文書比較ソフトの Diff Doc では、/G スイッチを使用することで、エラーコードを取得できます。
0(ゼロ)以外のエラーレベルは、差異 (相違点) が見つかったか、エラーが発生したことを示します。
これを機能させるには、/X スイッチ(比較後に Diff Doc を終了)を指定する必要があります。
以下はバッチファイルの記述サンプルです。
@Echo off
chcp 65001
Set DiffDoc="C:\Program Files (x86)\Softinterface, Inc\DiffDoc\DiffDoc.EXE"
%DiffDoc% /M"D:\Doc\A1.doc" /S"D:\Doc\A2.doc" /G /X
ECHO. エラーレベル %ERRORLEVEL%
IF %ERRORLEVEL% NEQ 0 goto Label_ERROR_OCCURRED
IF %ERRORLEVEL% EQU 0 goto Label_ECHO_SUCCESS
:Label_ECHO_SUCCESS
ECHO 成功
Goto Label_CLEANUP
:Label_ERROR_OCCURRED
ECHO 相違点が見つかったか、エラーが発生しました。
:Label_CLEANUP
Pause
- 引用符 (“) などの記号はすべて半角英字。
- 各スイッチの間には半角スペースが必要。
- chcp 65001 は日本語表示の文字化け対策です。
ECHO で出力するメッセージが半角英数字の場合は不要です。